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ポップアスリート「がんばれ、東北!」プロジェクト全国の学童野球チームからの善意を被災地の学童野球チームに届けるプロジェクト

報告レポート

2011年3月11日に起きた、東北地方太平洋沖を震源とする大地震。この震災でたくさんの方の尊い命や自由な生活が奪われました。
 テレビでしか被災地の情報がわからないままながらも、同じく大震災を経験した神戸にある企業として「何かしなければ!」という気持ちにスタッフ全員がなっていました。

 ポップアスリートは全国の学童野球チームからなるコミュニティサイトなのだから、今こそ被災した学童野球チームのためにと「ポップアスリート義援金基金」を立ち上げるに至ります。
するとポップアスリートと同じ思いを持ってくださっているたくさんのチームから救いの手が差し伸べられました。中には、チームの選手が地元駅前で街頭募金を行ってくれたものまであったのです。

関西・関東のポップアスリートカップ開会式では、被災地を感じながら好きな野球に取り組めるようにと、ポップアスリートが作製したリストバンドをたくさんのチームが購入し、会場で身につけてくれました。

ポップアスリートカップ開会式で義援金リストバンドを付けて参加する選手たち

その後も日に日に寄せられる義援金。
しかし被災地の学童野球チームの詳しい状況がわからないという状況下、地元の方に直接聞くしか無いと、片っぱしから教育委員会や地元新聞社に問い合わせを行いました。

すると宮城県スポーツ少年団を紹介された事で一気にプロジェクトが加速します。

7月16日 宮城県内約300の学童野球チームの監督・代表者が集まる抽選会場にて全国のチームから預かっている義援金の説明と支援申し出を行いました。この申し出に対し手を挙げられたチームは30チーム。具体的に不足している野球用品が約180点記載されていました。中には震災の状況を克明に記されていたチームもあります。
大量の商品のため、支援可能物資の調達・調整には時間がかかりましたが、何とか1か月後の8月16日にクリネックススタジアム宮城で行われた開会式会場で、一部商品と目録の授与を行う事ができました。

支援物資の届いたチームの方々は、心から感激され、何度も何度も御礼をおっしゃってくださいます。中には感激のあまり涙を流されるお母さんもいらっしゃったくらいです。

義援金にご協力頂いたチームと被災したチームがつながった瞬間でした。

宮城県スポーツ少年団 軟式野球交流大会(ジャンボ大会)での支援物資授与の模様
ポップ係長が訪問時の被災地の状況

 支援はまだ宮城県以外の県に届いてはいません。岩手県・福島県にも同様の問いかけを行っていますが、申告状況が完全には集約されていない様子。特に福島県は避難状況さえわからないという状況でした。
ですがポップアスリートは皆様からお預かりした義援金を、きちんと被災地にお届けするためにもまだまだ地元の方々との連携を行いながらプロジェクトを進行させていきます。

少しでも被災したチームの子供達が笑顔で白球を追いかける日が来る事を信じて。

収支報告を掲載いたしました。

被災したチームからのありがとうメッセージ

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